4月21日「えんむすび祈願さくら祭り」を執り行いました。
残念ながら「地主桜」はご覧いただけませんでしたが、心配された雨には降られることなく神事を行いました。冬に戻ったような寒さで、例年とは趣の異なるお祭りとはなりました。
「境内の『地主桜』は、811年に嵯峨天皇が行幸されご覧になったという非常に由緒のある桜です。この行幸が、日本人が花見を「桜」で行った最初ではないかともいわれています。中世の文学にも度々登場し、このあたりの桜が俳句や謡曲に取り上げられるときは、地主神社の神様の名が添えらていることが非常に多いのです。「地主桜」を白川女により宮中に献上し歴代の天皇をお慰めした歴史から、この祭典にも白川女さんにご奉仕頂いています。どうぞこうした古い歴史と由緒のある地主大神さまのご利益をお受け頂き、お良縁、ご幸福をお授かり下さいませ。」との宮司の言葉がございました。
例年通り地主桜前におきまして、芭蕉の師北村季吟の句「地主からは 木の間の花の 都かな」を宮司が献詠。
拝殿にて青松会の皆様による謡曲「田村」「熊野(ゆや)」の奉納が行われました。
なお「えんむすび祈願さくら祭り」は、来年平成26年より第二日曜日に祭典日を変更させて頂きます。
本日は午後2時より「えんむすび地主祭り」もございます。
★「えんむすび特別祈願」受付中。
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