12月に入り、街にはクリスマスツリーが展示され、店頭にはお正月飾りが並ぶようになりました。今年も残すところあとわずか。あなたはこの1年の目標を達成できたでしょうか? 日本では新しい年を迎えるために、大掃除をするという習慣があります。これは、歳神さまを迎える準備として行うものです。 私たちが家庭で行う場合、歳神さまを迎えるのはもちろん、自分の心の整理をすることにもつながるのではないでしょうか。 外的環境を整えることで、内的環境(心)が整います。 片付けられない、捨てられない人の中には“失うことへの不安”が隠れている、という心理学的な説もあります。 両手にいっぱいモノを持っていて、新しいモノをつかもうとしても無理なのと同じで、手放さなければ、新しいモノはつかめません。 この時期に、不要なものを片付けて、心に引っかかっていることや迷いなどに、片をつけましょう。部屋がきれいになると、気持ちも晴れて前向きになります。 このように、1年の終わりのひと区切りをつけることで、来年の目標をじっくりと考えることができます。 そして、今年1年、無事に過ごせたことを感謝し、来年はさらに飛躍できるように、神さまのもとを訪れて「ありがとうございました。来年もがんばります」と話してください。 そうすれば神さまは、あなたを応援してくださることでしょう。 みなさまが良いお年をお迎えできるように、私もお祈りしています。
木々の葉が色づきはじめ、秋も深まってきましたね。 11月は、勤労感謝の日の祝日があります。この日にちなんで今月は「働く」ことに焦点を当ててみましょう。 「働く」というのは「傍(はた)を楽(らく)にすること」という意味があるそうですが、私は傍を楽にすることではなく、楽しくすることだと思うのです。 例えば、料理人は美味しさを極めていく、という面もありますが、食べてもらった人に「おいしかった」と喜んでもらうために料理を作っています。また、食べることを通して、食事をする楽しさや、誰かと一緒に過ごす時間などを提供しているといえます。 自分一人が楽しむのではなく、自分の働きの成果で周りの人を楽しくする…それがまた自分への活力になって、目標へと近づいていく…そんな働き方をしてほしいと思います。 働くことを「仕事」と言いますが、私は「志」に置き換えて「志事」と考えています。そうすることで、自分が志す事に信念を持って取り組む事、自分の満足だけでなく、人のため、世の中のためになるように考えて行う事、となります。 とはいえ、いつも使命感を持って仕事(志事)をするのは難しいでしょう。ときには、神さまのもとを訪れて、自分に「今やっていることは人のためになっているだろうか?」と問いかけてみることも必要です。そうすれば、神さまはあなたの行く道を明るく照らしてくださるでしょう。
長かった夏がようやく終わり、夕空には赤とんぼの姿も見られるようになって、秋の訪れを感じるようになりましたね。 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、これは、稲穂は実れば実るほど、重みで穂先を垂れ、頭を下げていくことから、「人格の高い人ほど、相手に対して謙虚になっていく」という意味です。 いわゆる“すごい人”ほど、腰が低いのはどうしてでしょうか?そういう人は、これまで積み重ねてきた経験や努力に対して、自信も誇りも持っているけれど、さらに成長を目指している…。常に自分を客観的に見ていて、周囲の人の小さな助けや親切を見逃さないから成功できたのではないか、と私は思います。 逆に、人に対して尊大な態度を取る人は、自信ばかりがあって、さらに成長したいという気持ちが薄れているのではないのでしょうか。 自分の夢が実るときには、必ずといっていいほど、たくさんの人の手を借りているはずです。稲が実るのも、天からの雨や大地の力、目にはとまらないほどの小さな虫たちや微生物がいるから、しっかりと育つのです。 自分が成長して、成功をおさめること自体は素晴らしい事ですが、どれだけ優れた人間でも、謙虚さがなければ、そこで成長はとまってしまいます。 成長し続けるには、時にはふと立ち止まって、自分を客観的に見てみることも重要です。自分のプライドにおごりはないか?自分の力を過信していないか?傲慢になっていないか?など。 とはいえ、忙しく日々を過ごしていればそんな余裕がないかもしれません。そんなときには、神さまのもとを訪れて、自分を見つめてみましょう。そうすれば、これから出会う人々や出来事からも、多くのことを学んでいけるでしょう。
「チャンスは毎日やってくる」と私は思っています。チャンスをつかめる人は、つかむ力だけではなく、自らチャンスを作り出す習慣を持っているのです。 「大変だな」と思うことはチャンスの原石です。大変だからやめるのか、大変なことを簡単にできることに変えるのかで、チャンスをつかむ人になるか、逃す人になるのかが決まります。 例えば、英検1級に合格することを目標にしたら、1万語レベルの単語を覚えなくてはいけません。ここで「わあ、大変だ。やっぱり無理だ」と思ってあきらめてしまったら合格することはおろか、勉強することすらやめてしまうかもしれません。 大きな目標を達成するにはどんなことでも大変なはずです。それを大変でないようにするには、1日100語覚えようとか、少しがんばれば達成できるような小さな目標に変えていけば良いのです。 寝る前の20分とか、通勤、通学時間の電車の中で、など、ちょっとした空き時間を使えば楽にできるのではないでしょうか。 小さな積み重ねを繰り返すことが、自分の夢や目標につながるチャンスを作る、ということを忘れないでください。毎日、目標に向かってがんばる人には、神さまが応援してくださいます。 それでも、元気が出ない時には、神さまのもとを訪れてみてください。そうすれば、今、自分が持っているものに気づき、また新たに前へと進む力が湧いてくることでしょう。
じりじりと照りつける太陽、外にいると溶けてしまいそうな暑さがやってきました。 この暑さで、夏バテ気味の人も多いと思います。 体が疲れているだけではなく、心まで疲れてしまうと、本当にやりたいことまで見失ってしまうので、夏休みを利用して、自分の心をチェックしてみてはいかがでしょうか。 自分の夢を実現するということは、何よりも優先させることのはずなのに、疲れてしまうと、ついつい後回しにして、後悔する…そんなことはありませんか? 夢を実現するための過程は、誰かに提出したりするわけではなく、自分ひとりで行うことなので、そうなってしまいがちです。加えて、目先のことをこなすのに翻弄されていると、わずかな努力でも大変な疲れを感じるものです。 例えば、甲子園で高校野球児が炎天下の中、プレーしても元気でいられるのは「悔いを残したくないから一生懸命やる」という気持ちや「優勝する」という夢があるからでしょう。このように、必死で目標に向かっていれば、過酷な状況で肉体的には疲れても、精神的に疲れることはなくなるのです。それは、努力したことで精神的に充実感が得られるからです。 今月は、夏休みの月。帰省や旅行など、いつもと違う場所で過ごす人も多い事でしょう。 日常を少し離れて過ごすときは、自分を見つめ直す良い機会だと私は思います。この機会に、夢に向かって悔いのない体制づくりを考えてみましょう。 夢に向かう火が消えそうなら、再点火するときです。そうすれば、花火のように美しい光が見えてくることでしょう。 それでも、まだ心の疲れが癒えないときには、神さまのもとを訪れて夢の再確認をしてください。神さまはきっと、あなたの夢を後押ししてくださいます。
七夕や海開き、学生は夏休みが始まるなど、ひと区切りつける時期になりました。 今年の念頭に立てた目標は進んでいるでしょうか? 「やらなくっちゃいけないんだけど…」と思ってはいるものの、なかなか前に進めない人は「何としてでもやりたい!」という状態に変える必要があるかもしれませんね。 人が行動する原理は、大きく分けて二つあると私は考えています。 それは、『義務感』と『喜び』です。 例えば、宿題をやらないと先生に怒られる。だから宿題をする。これはイヤなことが起こるのを阻止しようとしている義務感からくるもの。これには痛みはあっても喜びはありません。しかし、宿題をやれば自分のスキルアップになって、夢に一歩近づく。と考えれば喜びになります。 要は、同じ行動でも、受け止め方でまったく変わってくるのです。 今一度、あなたが立てた目標を見つめ直してみましょう。なぜ、そのような目標を立てたのか? 目標が達成されたときにはどうなっているのか? その時、どんな気分なのか? と、自分に問いかけてみることで、「やらなくっちゃ」から「やりたい」に変わっていくのではないでしょうか? とはいえ、決心するのは難しいもの。そんなときには、神さまのもとを訪れて、「自分はこれをやりたい」と宣言しましょう。そうすれば、清らかな夏の海のように、心が煌めき、また新たに目標に向かって歩んで行けることでしょう。
6月に入り、各地で梅雨入りのシーズンとなりました。恵みの雨と喜ぶ人もいれば、逆に気持ちがふさいでしまう、という人もいるでしょう。 お天気や時間、突然のハプニングなど、自分ではコントロールできないものを、どう受け止めるかによって、過ごし方も変わってくるのではないでしょうか。 雨の日の通勤や通学は、じめじめして気分的にもスッキリしないこともあるので、雨に濡れた緑の美しさや、道端にできた不思議な形の水たまりを見逃してしまいがちです。 少し気持ちを切り替えてみれば、雨の日ならではの風景を楽しみ、心を晴れやかにすることもできるのです。 日本には、雨に関する言葉がたくさんあります。日照り続きの後に降るのを「喜雨(きう)」、「慈雨(じう)」、他にも「雨だれ」、「時雨」、「狐の嫁入り」など。 中でも、雨を好むことを表した「愛雨(あいう)」は、雨の日を工夫して楽しんだ日本人の心のゆとりを感じさせます。 人生は晴れの日ばかりではありません。多少の試練は天からの贈り物、自分に乗り越えられない試練はやってこない、そう思えば、苦しい事も成長のための過程だと捉える事ができるのではありませんか? とはいえ、いつも前向きに考えるのは難しいものです。落ち込んでしまうときもあるでしょう。そんなときは、神さまのもとを訪れてみてください。境内の爽やかな緑や、神聖な空気の中に身を置くことで、心が洗われて、前に進む元気が出てくることでしょう。
新緑が心地よい時期になりましたね。4月に新しい環境に変わると、その環境に慣れることに精一杯で、自分のペースが保てないために、そろそろ疲れが出てくる頃ではないでしょうか。そんな人は、まずゴールデンウイークのお休みから、気持ちの整理をしてみましょう。 例えば、社会人の場合、人の意見を聞いたり、調べながらやったりして、毎日の仕事をこなすだけでも大変ですね。しかし、1か月もすれば仕事の流れも多少は見えてきて、会社の環境にも慣れてきます。 学生の場合は、新しい人間関係を作るのに気を使うことも多いでしょう。 この時期は、本来、自分はどういう人間なのか、どうしたいのか、を心に問いかけて、心の声に耳を澄ます時だと思うのです。 人の意見を参考にしながら、自分なりに工夫してやってみる方が面白い、と気づくかもしれませんし、人を引き立てることのほうが自分に合っていると思うかもしれません。 大切なのは、オリジナリティを出しながら、自分を主軸にして過ごすことです。 とはいっても、やはり自分のペースをつかむのは難しく、周りに振り回されてしまう、ということもあります。そんなときは、神さまのもとを訪れて、じっくりと心の声が聴こえるような時を過ごしてみましょう。 そうすれば、神さまがあなたのがんばりを後押ししてくださることでしょう。
「春眠暁を覚えず」といえば孟浩然(もう こうねん)の漢詩ですが、暖かくなると、いくら寝ても眠い、という状態になってしまいませんか? これは、日の出の時間が早くなり始めて、立春の前2月4日ごろからその変化が急激になってくることから、人間の体内時計の修正が追い付かずに、目覚めが悪い→昼間に眠くなる、というような現象が起こるからです。 そして、春になると、新しい環境になったり、新しい事を始めたりと活動量が増えるので、睡眠時間が短くなり、睡眠不足になりやすいのも原因ではないでしょうか。 やりたいことがたくさんあって、夢や目標のある人ほど睡眠時間を削ってしまいがちですが、それでは効率の良い活動ができません。 もしかしたら、春は、がんばりすぎる人たちを少しでも休ませるために、眠くさせているのかもしれませんね。 春に咲くチューリップは、夜は閉じて、朝になると開きます。この開閉を繰り返して、大きくなるのです。私たち人間も、休んで、活動して、を繰り返して成長していきます。 適度に休むことで、より良い結果が出せるのでしょう。 そうはいっても、この時期、ついつい根を詰めてしまうこともあるでしょう。そんなときには、神さまのもとを訪れて、ゆっくりと自分を見つめ直してみてください。そうすれば、気持ちもリフレッシュできて、また新たな活力が生まれてきます。
3月は、学生のみなさんにとって卒業の時期。社会人の方にとっても年度末など、区切りのときでもあります。 気候も穏やかになり、春に向かっていくこの時期、あなたはどんな変化を迎えるのでしょうか。 特に変わった事がない、とい思う人もいるかもしれませんね。でも、そう思うのは、自分に関しての興味が薄れているからではありませんか? 人は劇的な変化がないと、成長したと実感できない傾向がありますが、それは自分を過小評価しているからです。 毎日の生活の一つひとつをていねいに行っていけば、誰でも何かしら成長しているものです。どんな小さなことでも「成長したな」と自分をきちんと評価することが大切です。そのことの積み重ねが、自分自身の壁を越えていくことにもつながります。 自分という存在はずっと付き合う人生のパートナーなのです。そう思うと自分に無関心ではいられなくなります。 よく「自分の嫌いな人からは言い寄られて、好きな人からは振られる」という話を聞きます。これは心理学的には理にかなった結果だそうで、自分が嫌いな人は「嫌い」という部分が共鳴して近づいてくるのです。 恋愛成就のためには、まず「自分に自信を持つこと」とよく言いますが、これは「自分を好きになること」なのですね。自分を好きになれば、自信も湧いてくるし、自然と魅力もあふれてくる、そういう人が人を惹きつける…という良い連鎖反応が起こってくるのでしょう。 とはいえ、何もなしに自分を好きになったり、自信を持ったりはできません。 まずは、神さまのもとを訪れて、心を素直にさらけ出して自分のいいところ、好きなところを見つめてみましょう。 そうすれば、成長している自分や、新たな自分が見えてきて、自信を持って前に進むことができるでしょう。
2月は木芽月 (このめつき)や初花月 (はつはなつき)の別名を持っています。暦の上では春となっていますが、実際はまだまだ寒い日が続きます。 この寒い時期に、草木は来る春に備えて、土の中でじっと力を蓄え、芽吹く時期をまっているのですね。 人の人生にも、じっと力を蓄える時期があります。受験や就職試験など、夢に向かっていくときには、日々、努力して力をつけなくてはいけません。 中国の易経に『潜龍 持ちうることなかれ』という一節があります。 これは、龍は千年もの間、地に潜み力を蓄えている。ゆえに時を得たときに高く飛ぶことができる、という意味です。 地に潜むように、ひたすら力を蓄える時期がなければ、力を発揮することはできないのです。 力を蓄える、ということは、一日一日を大切に生きていく、ということではないでしょうか。例えば、目標を達成するには一足飛びにはいかないものです。自分に課した努力をコツコツと続けることが一日をていねいに生きていくことであり、それが尊い行いだと思うのです。その努力が報われる時は、誰にでも必ずやってくる、と私は信じています。 夢を持っているあなたはこれまで、着実に日々の日課をこなしてきたことでしょう。 そのことに自信を持って、目指すゴールに挑んでほしいと思います。 しかし、試験などが近付いてくると、不安にかられることもあるかもしれません。 そんなときは、神さまのもとを訪れて「今までの努力が報われますように」とお願いしてください。そうすれば、不安も解消し、自信を取り戻せることでしょう。
新しい年を迎え、気持ちも新たに、今年1年の目標を立てている人も多いことでしょう。 「資格を取る」「成績をアップする」「ダイエットをする」など、目標の内容は人それぞれですが、要するに『今とは違う自分に成長したい』から目標を立てるのだと思います。 私が長年、様ざまな人からお話を聞いて感じるのは、やはり“継続は力なり”ということです。日々の努力をコツコツと積み重ねていけば、初めは遠くに思えた目標でも、必ず近づいてくるのです。 しかし、それがなかなかできないから大変なのですよね。 頭ではわかっていても、続けていくのは難しいので、初心を忘れずにいるために“紙に書く”ことをしてみてはどうでしょうか? 例えば「○○の資格を取る」だけではなく、そのために毎日行うことを具体的に書いて、目につくところに貼っておき、それを見て自分に適度なプレッシャーをかけることで、モチベーションも上がります。 書くことなら、誰にでもできそうですよね。そして、一日の目標がクリアできたら、カレンダーに◎をつけたり、シールを貼るなどすれば、成果を自覚し、達成感も湧いてきます。そういう前向きなリズムを作っていけば、目標の達成も楽しい道のりになることでしょう。 それでも、1年間は長丁場。続けていく過程では疲れたり、やる気がなくなってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、神さまのもとを訪れて、自分の気持ちをリセットしてみましょう。そうすれば、生活の中に前向きなリズムを取り戻すことができ、目標に向かう力も湧いてくることでしょう。