えんむすびの神さま 京都地主神社
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参拝時間 午前9時〜午後5時
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宮司の言葉(バックナンバー)

 

今月の宮司の言葉
平成24年度分バックナンバー
平成24年2月「節分祭」「追儺」「鬼」「立春」
 2月3日は、節分。家族や友人といっしょに「鬼は外、福は内」と豆をまくのを楽しみにしておられる方も多いことでしょう。鬼の役をして子どもたちを喜ばせるお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
 豆を投げられて逃げ出す鬼の姿は、昔も楽しげにとらえられていたようです。こんな歌も詠まれています。

  福は内へ入豆の今夜もてなしにひろひひろひや鬼はいづらん(宗長手記)
  (「福は内」と唱えて投げられた豆を拾いながら、鬼は家から出て行くのだそうだ)

 本当の鬼がどのような様子かは分かりませんが、その昔、京都に鬼が現れたと大騒ぎになったそうです。『徒然草』には、そのときの様子が記されています。

  皆北をさして走る。「一条室町に鬼あり」とののしりあへり。(徒然草)
  (皆が北へと走っていく。「一条室町に鬼がいる」と、騒ぎ合っている)

 結局、「昨日は○○にいた」「さっきは○○にいた」などと噂が飛び交うばかりで、鬼の姿を見ることは、かなわなかったようです。

 地主神社近隣の清水には、鬼退治をした一寸法師の噺もありますが、2月3日には地主神社でも「節分祭」を執り行います。鬼を追い払う福豆をまいて厄除け・開運招福・病気回復を祈願いたします。厄除守や福豆も授与いたしますので、ぜひご参拝ください。
 節分の翌日は、立春。春に向かって、地主神社境内の梅もほころび始めます。

  冬ながら春のとなりの近ければ中垣よりぞ花はちりける(古今和歌集)
  (冬ではあっても春が近いので、垣根からは花が散るのでしょう)

 寒い冬から、草木が芽吹く春へ。昔の人は、季節の変わり目を大切な時であるとして、神さまに祈りを捧げてきました。どうぞ皆さまのもとに、美しい花が咲き競う、穏やかな春が訪れますように。おしあわせに。

平成24年1月「初詣」「えんむすび初大国祭」「石笛」
 新年あけましておめでとうございます。

 今年は辰年。竜といえば、雅楽の横笛は「竜笛(りゅうてき)」とも呼ばれます。横笛の音色の美しさは、清少納言も『枕草子』でほめたたえています。

  笛は、横笛、いむじうをかし。(枕草子)
  (笛は、横笛がたいへん趣がある)

 地主神社には、古代縄文より伝わる石笛があります。毎年、元旦から3日までの午後2時に行われる「えんむすび初大国祭」では、この由緒ある石笛を奏で、新年のご利益のある歳神様をおむかえする降神の神事があります。初詣では、ぜひ石笛の音色でお呼び申し上げます新たな歳の新たな神様、ご霊力ある神様に新春のご祈願にお参り下さいませ。

 歳神さまには、一年の良縁を願って祝詞(のりと)を読み上げます。昔から、神さまに申しあげるお言葉には言霊(ことだま)が宿り、不思議な力があると考えられてきました。

  言霊の幸(さき)はふ国と語り継ぎ、言い継がひけり(万葉集)
  ((この国は)言葉の霊力が栄えて幸せになる国と語り継ぎ、言い継がれてきた)

 お正月に飾る鏡餅も、もともとは歳神さまをお迎えするためのお供え物でした。『源氏物語』にも、鏡餅の前で新年を祝う場面が描かれています。

  餅鏡をさへ取り混ぜて、千年の蔭にしるき年のうちの祝ひ事どもして(源氏物語)
  (鏡餅まで取り寄せて、新年の祝い言を述べて)

 また、「えんむすび初大国祭」に参加された方には、開運こづちを授与いたします。
これは、地主神社の主祭神、大国主命さまが持っておられる打ち出のこづちにちなんだものです。

 どうぞ、この一年、すべての皆さまがしあわせな夢をご覧になり、すばらしいご縁に恵まれますように。おしあわせに。

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