えんむすびの神さま 京都地主神社
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参拝時間 午前9時〜午後5時
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平成29年度分バックナンバー
平成29年4月 「えんむすび祈願 さくら祭り」「満開」「地主桜」「白川女」
 ことしも桜の花の季節となりました。三分咲き、五分咲き、九分咲きと、満開を心待ちにする方も多いことでしょう。

  うちなびく春来たるらし山の際(ま)のとほき木末(こぬれ)の咲きゆく見れば(万葉集)
  (春が来たようだ、山あいの遠くのこずえに花が次々と咲いていくのを見ると)

 『徒然草』には、満開を迎える日を計算した一節もあります。

   花のさかりは(中略)立春より七十五日、おほやうたがはず。(『徒然草』)
   (桜の花盛りは、立春から七十五日目でだいたい違いない)

 地主神社にも、伝来の地主桜をはじめとして、ソメイヨシノや朝日山、黄桜といった桜が次々と満開を迎えます。なかでも、地主桜は一本の木に一重と八重の花を付けるという珍しい桜で、満開の姿はとりわけ見事です。
謡曲「田村」でも、その美しさが讃えられています。

  おのづから 春の手向(たむけ)となりにけり 地主(ぢしゅ)権現(ごんげん)の 花盛り
   (自然にそのまま春の手向けの花となっていることだ、この地主権現の花盛りの花は)

 かつては、地主桜の枝は、白川女が御所へと献上するならわしでした。その故事にちなみ、4月9日の「えんむすび祈願 さくら祭り」でも、白川女による桜の献花を行っています。

 江戸時代には、満開の花ごしに見る都大路を「花の都」と讃えた句も詠まれています。

  地主からは木の間の花の都かな(北村季吟)
  (桜の花の間から見る京の町は、まさに花の都だ)

 「えんむすび祈願 さくら祭り」では、この句が刻まれた句碑の前で献詠いたしますとともに、地主桜にゆかりの謡曲「田村」と「熊野」を奉納いたします。

 出会いの季節の春は、ぜひ花いっぱいの地主神社にご参拝いただき、新たなご縁をお授かりくださいませ。おしあわせに。


平成29年3月 「ひな祭り」「人形(ひとがた)祓い」「西王母の桃」「桃始笑」
 3月3日は、桃の節句。桃は古くから邪気を祓う神聖な植物とされ、『古事記』にも桃の実を投げて難を逃れる場面が登場します。

  桃子(もものみ)三箇(みつ)を取りて、待ち撃てば、(古事記)
  (桃の実三つを取って投げつけると)

 多くの実を結ぶ桃は、子孫繁栄や長寿の願いも込められました。中国には、三千年に一度だけなる桃の実を口にすると長生きできるという伝説があります。その木の持ち主である西王母(せいおうぼ)という女神さまの誕生日は、3月3日とされているそうです。

  三千年(みちとせ)になるてふ桃の花盛り折りて挿頭(かざ)さむ君がたぐひに(落窪物語)
  (三千年に一度実がなるという桃の花を髪に挿して西王母の長寿にあやかろう)

 3月3日のひな祭りに桃の花を飾るのも、末長く健やかな成長を願ってのことなのですね。
 ひな人形も、もともとは紙で作った人形にけがれを移して水に流すという習わしがありました。『源氏物語』には、光源氏が人形を船に乗せて海へと流し、お祓いをする様子が描かれています。
  舟にことことしき人形乗せて流す(源氏物語)
  (舟に人形(ひとがた)を乗せて流す)

 地主神社でも、古来より神道に伝わる「人形祓い」をお受けいただけます。厄除けや悩み事解消などの願い事を書いて紙の人形に息を吹きかけ、水に流すというものです。ひな祭りにちなみ、ぜひご祈願ください。

 やがて3月10日は「桃始笑(ももはじめてさく)」。桃の花がほほ笑むように咲き始める頃です。

  桃の花の、いま咲きはじむる(枕草子)
  (桃の花がちょうど咲き始める)

 地主神社でも、照手水密といった桃や福寿草、枝垂れ梅などの花々が次々と愛らしい顔を見せ始めます。みずみずしい自然の息吹があふれる境内で、ぜひ春のご縁をご祈願くださいませ。おしあわせに。


平成29年2月 「節分祭」「福豆」「開運こづち」「立春」
 2月3日は、節分。鬼を追ってまく豆には不思議な力が宿るとされ、神さまのおからだから生まれ出たものとされていました。

  二つの目に稲種(いねだね)生(な)り、(中略)尻に大豆(まめ)生りき。(古事記)
  (二つの目に稲種ができ、(中略)尻に豆ができた)

 地主神社でも2月3日に「節分祭」を執り行い、福豆をまいて厄除け・開運招福・病気回復を祈願いたします。「福豆」(1袋500円)の授与も致しております。ぜひご参拝くださいませ。

 節分の翌日は、立春。昔は立春が一年の始まりとされ、新年の始まりと春の訪れをよろこぶ日でした。

  ひさかたの天(あめ)の香具山この夕(ゆうへ)霞たなびく春立つらしも(万葉集)
  (この夕方は天の香具山に霞がたなびいている。春になったようだなあ)

 まだまだ寒い日も続くとはいえ、少しずつ日差しも明るくなってゆくことでしょう。

  袖ひぢてむすびし水のこほれるを 春立つけふの風やとくらん(古今集)
  (夏に袖を濡らしてすくった水が冬の間は凍っていたのを、立春の今日の風がとかすことでしょう)

 輝き始めた風に誘われるように、花のつぼみも膨らみはじめます。

  梅一輪いちりんほどの暖かさ(服部嵐雪)

 小さな春の足音に耳をすませつつ、おかぜなど召されぬよう、どうぞ健やかにお過ごしくださいませ。おしあわせに。


平成29年正月 「えんむすび初大国祭」「初詣」「祝詞(のりと)」
 あけましておめでとうございます。

 近ごろはスマホやパソコンのゲームが人気ですが、お正月といえば羽根つきや凧(たこ)揚げといった昔ながらの遊びも思い出されます。童心に返って遊んでみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  正月の子供になりて見たき哉(かな)(一茶)
  (お正月を楽しく遊んで過ごすような子どもになってみたいものだなあ)

 家族や友人と初詣に行くことを楽しみにしていらっしゃる方も多いことでしょう。ところが、江戸時代の俳聖・松尾芭蕉は、うっかり遊びすぎて、二日に新年を祝うこともあったようです。

  二日にもぬかりはせじな花の春(芭蕉)
  (二日は油断しないぞ。初日の出を拝んで初春を祝おう)

 地主神社では、元旦から3日までの三が日、午後2時より「えんむすび初大国祭」を執り行います。古代縄文より伝わる石笛を奏して神さまをお呼び申しあげ、良縁成就、開運招福をご祈願いたします。

 長い年月を経ても形をかえることのない石や岩は、昔から神さまのいらっしゃるところとされてきました。

  天(あめ)の石位(いはくら)を離れ、天の八重たな雲を押し分けて、(古事記)
  (天上にある岩でできた神様の居場所を離れ、たなびく雲を押し分けて)

 また、一年の良縁を願って祝詞(のりと)を読み上げます。昔から「言葉」には神さなのお力が宿るとされ、良い言葉は幸せをもたらすと信じられてきました。

  そらみつ 大和(やまと)の国は(中略)言霊(ことだま)の幸(さき)はふ国(万葉集)
  (やまとの国は、言葉の力が満ち、幸福があふれる国です)

 「えんむすび初大国祭」にご参拝いただきました皆さまには、「開運こづち」を無料授与いたします。
 どうぞ本年もぜひ地主神社にご参拝いただき、素晴らしいご縁をお授かりくださいませ。おしあわせに。


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