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季節のお祭り

4月第2日曜日(午前10時)えんむすび祈願 さくら祭り

古来、桜には神が宿るとされ、開花はその神のご利益の現れと信じられてきました。 『地主権現の花ざかり・・・』と謡曲『田村』『熊野』にも謡われた名桜である地主桜は、この頃に満開となります。この桜の美しさを祝い、神々のお力を讚え、そのご利益により人々が良縁を授かることを祈願してさくら祭りは行われます。
白川女による桜の献花と、謡曲『田村』『熊野』の奉納を行い、また、芭蕉の師として知られる北村季吟の献句「地主からは木の間の花の都かな」を句碑前にて献詠します。

地主桜

一本の木に八重と一重の花が同時に咲く珍しい品種。嵯峨天皇行幸の折、地主の桜のあまりの美しさに、三度、御車をお返しになった故事より、別名「御車返しの桜」とも呼ばれます。
京に都があった頃は、『白川女の花使い』によって、毎年禁裏御所にもこの桜が届けられました。
現在の地主桜は、円山公園のしだれ桜等の桜守として知られる、佐野藤右衛門(考証:井上諍蔵)によって献木されました。さくら祭りの頃、背後の黄桜(ウコンの桜)と共に満開となり、その気品と風格のある美しさで境内は華やぎます。