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地主神社は社殿修復⼯事のため、
閉⾨しています。
(工期約3年)

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神官が毎⽇ご祈願しております。
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日本各地のお正月

お正月飾りはいつまで?

門松はどうするの?

松納め(まつおさめ)1月7日

お正月の門松や松飾りを取りはらうこと。1月7日が一般的ですが、土地によっては3~15日に行うこともあります。元旦からこの松納めまでの間のことを「松の内」、その後を「松過ぎ」とよびます。
門松は「松飾り」「門の松」とも言われ、正月の年神さまをお迎えしてお祭りする場所を示す目印です。この日に門松を取りはらい、年神さまが帰られます。

しめなわはどうするの?

松納め(まつおさめ)1月7日

厄をはらう結界の意味を持つしめなわは、1月7日に七草がゆを食べた後(土地によっては11日、15日)に取りはずされます。使い回すことはせず、取り外したしめなわは15日のどんど焼きで燃やします。これを終えることで、正月行事はひとまず終わります。また、伊勢のように一年中しめ縄を飾っている地域もあります。

成人の日 1月第2月曜日

成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ための祝日です。この日、全国各地の市町村では、新成人を招いて成人式が行われます。毎年たくさんの新成人たちが、多くの希望を胸に式に臨んでいます。

成人の年齢は世界でも違いがあり、日本と同じ20歳としているのはタイやニュージーランド、イギリスやイタリア、ドイツなど多くの国は18歳、ネパールは16歳などと、国によってさまざまです。インドネシアやシンガポールなど、21歳としている国もあります。

鏡餅はどうするの?

鏡開き(かがみびらき)1月11日

お正月に年神様にお供えした鏡餅は、この日に小さく割ってお雑煮やお汁粉に入れていただきます。
なぜ「鏡開き」というのかというと、「切る」「割る」という言葉は縁起が悪いとされ、それをさけるために「開く」という言葉が使われました。また、刃物で切ると切腹をイメージさせる、と言うことから、餅は刃物では切らずに手や木づちで割られてきました。このお餅をいただくことで、神様から生命力を授かって長生きや一家円満を願います。

小正月(こしょうがつ) 1月15日

元旦から7日までの「大正月」に対して「小正月」と呼ばれるこの日は、旧暦のお正月のことです。昔の人は「月」を暦の基準にしており、一か月は満月から次の満月までとされていました。満月はめでたいものの象徴だったので、正月は満月の日とされ、それがこの日にあたります。この日の朝に、一年の健康を願って小豆がゆを食べる風習が残っています。小正月には、その年の豊作や開運を祈る祭事や数多くあります。下のどんど焼きもその一つです。

どんど焼き 1月15日

どんど焼きとは、日本各地で小正月(1月15日)に行なわれる火祭りです。
地域によってその呼び方は異なり、北陸・東海地方は「左義長(さぎちょう)」、関西は「とんど焼き」、九州は「鬼火焚き」などと呼ばれています。火は昔から神聖なもので、邪気や悪霊をはらうと考えられてきました。どんど焼きでは、お正月に使った門松・しめ縄をはじめ、おみくじやお守りなどを皆で持ち寄って焼きます。その火にあたると、若返えり長生きするといわれています。人々は、この火で焼いた餅を食べてその年の無病息災を願います。

昔の人は火の燃え方で、吉凶を占ったりしたそうです。
燃える音が大きく、灰や火の粉が高く舞い上がると縁起が良いとされています。
また、灰を持ち帰って家の敷地の四隅にまくと、災い除けになると伝わる地域もあります。