Now Loading...
line

初詣~先祖崇拝の儀式

date2004年7月15日

ついこの間、クリスマスで盛り上がった人も、お正月には
神社仏閣に初詣をされます。
クリスマスはキリスト教の行事ですし、神社は神道で、
寺院は仏教です。
これは、一つの神しか認めない一神教のキリスト教や
イスラム教の立場からは非常に、理解し難いことなのです。
しかし、日本人は、どの宗教の神も神として崇めることに
全く抵抗をなくしています。
日本人はたくさんの神を信仰する多神教の感覚を生まれ
ながらに持っているようです。
多神教である神道を無意識にやっている、あるいは、神道が
習慣化していると言っていいでしょう。
そんな多神教の風土の中に、キリスト教も多くの神々の一つ
として取り込んでしまったのです。
 
クリスマスにパーティを開いたり、正月には神社に詣でたり、
宗教に対して無節操で無感覚の様です。が、実は、日本人が
無意識に持っている、非常に根強い神道的な宗教心がそう
させているのです。
こういう宗教観からは、宗教戦争は起こりません。
ですから、どの神も崇めたり、どの宗教の行事も祝ってしまう
のは、無節操と言うより、おおらかな宗教観と言った方がよい
と思います。
 
正月はもともと、先祖崇拝の行事でもありました。
このことからも、日本人の宗教観が、うかがえるのですが、
また別の機会とさせていただきます。
 
 
  京都地主神社 お正月・初詣特集ページ
 
 
 
 

2004年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー

アーカイブ