「縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社だより～１０月号」を発行致しました。
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京都地主神社だより
～平成26年10月号～
NO.164 平成26年10月1日
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▼今月の宮司の言葉
朝夕の冷え込み、虫の声など、秋の気配が色濃くなってきました。芸術の
秋、読書の秋、食欲の秋…秋は色々な言葉で表現されます。過ごしやすい
この時期、じっくり腰を据えて何かに取り組むには最適な季節です。
何かに取り組むときには「欠点を改善する」目的でやらないほうが良いと
私は思います。なぜなら、自分の欠点を改善しようと努力をしたけれど、
大した効果がなく、自信を失った結果、目標へのやる気も湧かなくなる、
という負のスパイラルに陥ってしまう人をたくさん見てきたからです。
欠点を改善するよりも、良いところを伸ばしたほうが、能力はより開花し
ていくのです。例えば、Ａさんは漢字が苦手だから、すらすら書けるよう
に国語の勉強をし直す、という目標を立てて、毎日勉強に１時間を費やし
たけれど、いざ仕事のメモを取るときに、漢字が浮かんでこなくて、メモ
を取る内容を聞き逃していた…ということがありました。この場合メモは、
ひらがなばかりで書いて良いのです。それよりも、Ａさんの長所である集
中力を活かして、話をじっくり聞く方が、良い結果を生んだはずです。
人はみんな、凸凹があるものです。自分の短所ではなく、長所に目を向け、
どうしたらそれをより伸ばすことができるかを考えてみましょう。長所を
伸ばすことで、短所は気にならなくなってきます。とはいえ、自分の長所
を見つけるのは難しいもの。そんなときには神さまのもとを訪れて「私の
良いところに気づかせてください」とお願いしてみましょう。そうすれば
きっと神さまはあなた自身の、実りの力に気づかせてくださることでしょ
う。
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