「縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社だより～３月号」を発行致しました。
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京都地主神社だより
～平成26年3月号～
NO.157 平成26年3月1日
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▼今月の宮司の言葉
卒業や異動、転勤など、年度末の３月は別れの月ともいえます。慣れ親
しんだ環境や、仲の良い人と離れてしまうのは寂しいことですが、次の
ステージに移るためには、必要なことだと前向きに捉えたいものです。
しかし、念願かなって次のステージに移る人は良いのですが、希望の場
所に行けなかった人もいることでしょう。そんなときはどうしてもネガ
ティブに考えてしまいがちです。人は本来、ポジティブな感情よりも、
ネガティブな感情のほうが強く感じるといいます。それは、太古の昔は
危険を察知し、生き残るために必要だったからです。
ネガティブな感情を打ち消すために、私がよく行っているのは『ポジテ
ィブ返し』です。一つのネガティブな感情に対して、数倍のポジティブ
な感情を持つことができれば、ネガティブを帳消しにできるのです。例
えば「第一志望の学校に行けなかった」に対して「成績上位者になれる
かも」、「興味のある科目を思いっきり勉強できるチャンス」、「サー
クル活動で新たな自分が発見できる」等々、前向きな感情に焦点を当て
れば、心も明るい方向へと歩んでいきます。この前向きなことでネガテ
ィブな感情を帳消しにするポジティブ・オフセットがあることで、新し
い目標ができて、前に進んでいけるのでしょう。
とはいえ、数倍のポジティブを見つけるのは難しいかもしれません。そ
んなときは、神さまのもとを訪れて「私がポジティブになるヒントをく
ださい」とお願いしてみましょう。そうすれば神さまはきっと、あなた
が心から前向きになる気づきをくださることでしょう。
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冷え込みの続く京都ですが、春を告げる花